それはさておき、最近の代表を取り巻く世論を見るや、何かと「気持ちがない」と言う意見を見るわけですよ。せっかく国の威信を背負っているのに気持ちが見られない、けしからんと言うのが多いですね。
ただ、気持ちがないのが本当だとしても今の選手を取り巻く状況をもう少し代表が好きな人には考えてほしいわけです。
まずはタイトルの通り、代表以前に選手にはまずJリーグがあって代表に召集されれば試合に出たら疲労もしますしクラブ向けの練習の時間も少なくなる。そしてパフォーマンスが落ちればそれだけプレーに精彩も欠いてしまい負のスパイラルにはまりかねないわけです。それにより給料にもかかわる。さらに代表の試合で怪我でもしようものなら目も当てられない。現在、代表側がクラブに補償をするかどうかでヨーロッパでも論議となっていますし。
「そんなの、クラブと代表の関係は以前から続いているのだから当然じゃないか。」と言う意見もあるかも知れません。ただ、問題は協会なんですよね。協会のスケジューリングの下手さが余りあるために、クラブが犠牲となっている現実がある。
わかりやすいところではJリーグ開幕前の2月に東アジア選手権では、クラブは仕上げをすることができない。ガンバはまともにこの影響を食らいましたからね。
代表の試合は組まないといけない現実があるとしても、オールスターを韓国との対戦にするのなど本当に暴挙ですよ。オールスターとは真剣勝負とは違った楽しさがあるのに、どうしてわざわざ真剣勝負を増やして、選手を疲弊させようとするのか。そして相手により、怪我の可能性も考えないといけないわけですし。
全く選手のことを考えていない考え方がそこにあるわけです。
なので、代表を見ている皆さんも、すぐに気持ちがないと選手を責めるのはやめて、どうか多角的な視点で見て欲しいと思います。



