2007年04月06日

社説18 JFA 長期的視点が必要だ

日本サッカー協会が迷走を続けている。川淵キャプテンが陣頭に立ちオシムを恣意的に代表監督にしたのも大きかったが、クラブW杯の開催国枠を決めるなど、およそ日本サッカーのためにならないと思われる決定ばかりが続いている。

たとえば開催国枠の場合、一時的には注目も集まり目的である大会の黒字運営にはなるだろうが、それが大会の価値を下げるものであることは明らかだ。日本サッカーは価値がないものだと言っているようなものでもある。

「Jリーグ百年構想」を掲げるからには、ヴィジョンも長期的視点が必要なのではないだろうか。常に大局的な行動を願いたい。
posted by Yusuke-EuEx at 23:29 | 大阪 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

2006年06月27日

社説17・日本サッカー 意識改革なしに再生はあるか

W杯敗戦から日本のサッカーファンに暗澹たる日々が続いている。現実を見ずに騒ぐだけの「W杯の間だけの」サポーターにマスコミ、海外プレスに他人事のように日本は成熟していないと語ったジーコ、そして逃げ道をふさぐ手段で「オシムジャパン」を発足させようとし、今回の大会の反省をしようともしないJFA、そしてまたそれを既成事実化しようとするマスコミなど、この国のサッカーを取り巻く問題が一挙に噴き出した1週間のようだった。

特に惨敗に終わった今回大会の反省を何らしないまま、次に向かおうと言う姿勢は非常に危険である。果たしてジーコは「神聖にして侵すべからず」な存在なのだろうか。最有力候補に挙げられているのが「欧州人・規律」のオシムというのもまた疑問である。前大会でトルシエの管理主義を嫌った協会はジーコを監督にしたが、もしオシムでうまく行かなかったらまた「南米人の自由」を求めるのだろうか。このまま極端な「南米人・自由」と「欧州人・規律」との2つに日本サッカーが揺られていくと何ら自分達のスタイルを手に入れることは出来ないだろう。

そして代表に対する異常なほどの加熱ぶりは心配である。日本代表がこれだけの人気を勝ち得たのは日本の「失われた10年」の間に躍進し、日本に希望を与えた存在であるからであり、もしサッカー日本代表と同じくらいの刺激が日本国民の前に現れれば、日本人はすっかりサッカーを観なくなるという危険性もある。しっかりとしたサッカー文化を形成することが大事なのではないか。まず、代表の人気とJリーグの人気のバランスがいびつと言う状態が異常である。代表を形成する選手はほとんどがJリーグの選手であるのに、Jリーグを人々が見ない理由とは何だろうか。Jリーグは常に不備な点を是正し、常に進歩しようと言う態度を窺わせるが、このあたりを分析し日本人に真のサッカーの歓びを伝える必要がある。

暗澹たる1週間であったが、是正すべきポイントは見つかっている。日本のサッカーの未来のために、それぞれが行動して欲しい。
posted by Yusuke-EuEx at 23:20 | 大阪 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

2006年05月08日

社説16・柳沢当確問題 選手にやる気を

ジーコ監督がFW柳沢に対し親善試合ドイツ戦・マルタ戦への出場を確約したという件が報じられた。W杯のメンバーの発表はそれ以前と言うことを考えるとこれはジーコ監督が柳沢に対しW杯のメンバーとしての地位を確約したと考えられてもおかしくない話である。

ジーコ監督は以前から固定したメンバーでのチーム作りを主体としており、それは連携が増すと言う長所もあるが特にJリーグで活躍する選手にはモチベーションを失わせてしまうと言う恐ろしい弊害もある。また、メンバー入りを確約された選手には常にメンバーでいられると言う緊張感のない状態が続き、代表のレベルアップには極めて妨げとなる状態を産んでしまうのである。ジーコ監督のプランが全く間違っていると言うことはないが、代表の実力の底上げのためにもこういった発言は慎むべきではなかっただろうか。加えて、現在ボーダーラインにいる選手、具体的には佐藤寿人・巻・長谷部などにはジーコを驚かせるぐらいのプレーを期待したい。常にいい意味の緊張感のある代表を期待したい。
posted by Yusuke-EuEx at 22:17 | 大阪 ???? | Comment(4) | TrackBack(0) | 社説

2005年11月23日

社説15・国歌廃止問題 本質を見ていないのではないか

先日のW杯予選プレーオフ「トルコ・スイス」戦において乱闘が起きた問題でFIFAブラッター会長が国歌演奏の廃止を考慮していると言う。スイス出身のブラッター氏にとってこの問題が大きな問題であることは確かだ。W杯が国と国との戦いである以上ナショナリズムが高揚し、それが行き過ぎることは否めない。だが、問題は国歌を廃止することですむのだろうか。

国歌を廃止したからと言って試合中・その後におけるフーリガンの問題はなくならない。むしろ国歌に対するブーイングが出来ないことに、その後の問題が増長するだろう。もちろんフーリガンは許されるものではない。フーリガンを許さない国際世論の成熟が必要ではないか。そのためには世界的にも品位を評されている日本が先頭に立って、真のサポーターのあり方を探っていくことが重要だと思われる。

W杯は素晴らしい行事ではあるが、残念ながら行き過ぎたナショナリズムが時に問題を起こし、戦争となってしまったこともある。しかしながらW杯とは同時に、健全で自然な愛国心を育むチャンスでもあるのである。日本人でも先のW杯の勝利に、日本に生まれてよかったと思ったサポーターも多いはずだ。スポーツは政治の道具ではなく、感動する為にあるものだ。今一度世界のサッカーファンに認識して欲しい。
posted by Yusuke-EuEx at 19:45 | 大阪 ???? | Comment(2) | TrackBack(1) | 社説

2005年10月07日

社説14・大分スポンサー問題 不当な圧力ではないか

大分トリニータが経営問題に揺れている。メインスポンサーの「マルハン」が追加支援を行う方向で調整をしていたが、Jリーグが「パチンコが青少年に悪影響を及ぼすから」スポンサーとしてふさわしくなく支援を許可しないと言う。

全くばかげた話である。Jリーグ自体がパチンコ機製造の「平和」、ジェフ千葉は「サミー」からスポンサー支援を受けている。製造と運営の違いはあると言え、どこに相違があるのだろうか。また現在は自粛しているがJリーグはサラリーマン金融「武富士」がスポンサーだった。サラ金がよくてパチンコがダメと言う理由はどうやったら説明できるのだろうか。

これはJリーグ側からの大分に対する不当な圧力としか考えられない。Jリーグ側は即刻この見解を撤回し、大分側に謝罪するべきだ。
posted by Yusuke-EuEx at 00:29 | 大阪 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

2005年09月11日

社説13・Jリーグ中位クラブにモチベーションを

今年から18チーム1シーズン制となったJ1リーグはまだ中位のクラブにも優勝の可能性が残されており、運営側の思惑通りとはなっている。だがしかし、18チームあれば優勝にも降格にも絡まないクラブはやはりモチベーションを持続させるのが難しく、ファンとしても終盤は見ごたえのない試合が出てしまう可能性は大いにある。欧州各リーグも18-20チーム制が主だが、モチベーションを維持できるのはUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAカップがあるからであり、もしこれらがなかったとしたら中だるみは避けられないだろう。

社説1ではそんなUEFAカップに倣った「東アジアスーパーカップ」を提案したが、負担を増やさない方向でも例えばナビスコカップの出場権を昨年のJ1の上位8チームに絞る、と言う方法もある。見ごたえのある試合を展開する為に、今ひとつ協会には熟考してもらいたいものだ。
posted by Yusuke-EuEx at 01:16 | 大阪 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

2005年08月16日

社説12・ジーコ問題・「本気」を望む

 これまでこの欄で再三にわたりジーコ解任を要求してきた。確かにW杯出場を決めたが、いかにも危なっかしい勝ち方が続いた。

 しかし、ここに来てジーコ解任を叫ぶのは現実的ではない。筆者としても本選まで任せようと思う。ただし、本選までの間「本気」で臨んで欲しいと言うのが条件だ。

 「本気」と言うのはJリーグの視察のことである。これまでジーコは、首都圏以外での視察はほとんど行わなかったことが指摘されている。それでは監督の仕事を全うしているとはいえない。現に、大黒というタレントを発見するには昨年のJリーグで活躍しているときでも全く早くなかった。先の東アジア選手権でようやく新人を試すに至ったが、動きとしては遅すぎたのではないか。これまでのことを嘆いてもしょうがないが、本選までに新たなタレントが発見されないと言うこともない。首都圏以外での視察も、真剣にやって欲しい。

 「ジーコは本気で日本を愛しているから良い」と言う積極推進派の意見もあったが、国際試合が終わるとすぐにブラジルに帰るジーコは、それでは愛してはいないだろうと言われても仕方ないだろう。本選で前回以上の成績を残す為に、今一度ジーコには本気になって欲しいものだ。
posted by Yusuke-EuEx at 02:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説11・朝日のサッカー進出はサッカーの為になるか

 最近、朝日グループのサッカーへの進出がめざましい。朝日新聞はJリーグのスポンサーとなり、アジアの国際大会でもスポンサーであり、紙面では他のスポーツより大きくサッカーに割合を置いている。またテレビ朝日はW杯予選・アジアカップなどの放映権を獲得し、次回2010年のW杯予選の放映権を手に入れつつあるとの報道もある。またブルーカードプロジェクトキャンペーンにも参加するなど、その姿勢はかなり乗り気のようにも見える。

 純粋にサッカーに魅力を感じ、損得勘定抜きでこの国のサッカーを盛り上げたいと言う気概なら喜んで迎え入れたい動きだ。しかし、朝日は巨大マスコミであることを忘れてはいけない。自らの利権のための動きであるならサッカーファンは警戒しなければいけない。朝日のライバルの読売グループは日本のプロ野球を長年の間牛耳り、その結果衰退と言う結果を迎えた。つい10年前までJリーグすら侵食しようとしていたことを忘れてはならない。

 またサッカーファンの間からはテレビ朝日の中継の技術の拙さや、朝日新聞の中国韓国に対する姿勢に対する批判もしばし見られる。本気でサッカーを愛し、この国のサッカーのためとなりたいのならそれなりの姿勢を朝日は示す必要があるのではないか。今後の展開が注目される。
posted by Yusuke-EuEx at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説10・日本代表 更なるサポートを

 日本代表が無事W杯出場を決めた。筆者も長居スタジアムで観戦していたが、素晴らしい盛り上がりだったと思う。だが、筆者からすれば国民を通じての盛り上がりにはまだ欠けていると思う。ブラジルフランスでは国を挙げての熱狂的な応援は常にあることであるし、02年W杯で日本以上に国民のサポートが盛り上がった韓国はベスト4と言う結果を残した。W杯で輝かしい成績を残そうと思うならチームとしての完成度に加えてさらなる国民のサポートが必要ではないか。

 そのためには「流行として」日本代表を応援する風潮にとどまらず、この国にサッカーがより根付く環境、すなわちさらなるJリーグの発展が必要だと思う。また国民がさらにサッカーに親しみ、サポートだけでなくより代表に対する成熟した意見が言える環境も欲しい。アディダスコピーは「立ち上がれ 全員で」と謳っていた。国民の熱狂的支持を得た日本代表がW杯で優勝する、そんな日を夢見たい。
(05年6月17日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説9・営業努力 クラブの努力は本物か

 「がんばれ!ガンバ大阪」今年2004年は北摂地区にこののぼりが沢山見られることになった。北摂の住民が「ガンバ」の文字を目にして、少しは意識できるようになっただろう。だが、ホームタウンとしての営業努力はまだ出来るはずだ。

 まず、駅でビラを配る案がある。先の社説でも述べたが、あのアルビレックス新潟もまず駅前でビラを配ることからあれだけのファンを獲得できた。北摂・北河内の地域に駅などいくらでもある。特に試合の前1週間あたりに積極的に配ると効果的ではないだろうか。

 他にも、地元商店街と協力し合うのも考えられる。飲食店ではガンバが勝ったら割引、スーパーなどではガンバが勝ったらセールなど実現できるのではないだろうか。ガンバとタイアップした商品を実現させるのも有効かも知れない。

 とにかくも、今年は「のぼり」で企業努力が垣間見えた。これからのクラブの営業努力にも期待したい。
(04年12月18日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 02:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説8・宮本移籍問題 両者は冷静な対応を

 ガンバのキャプテンである宮本恒靖選手の移籍問題が一部で報道された。営業面ではともかく、日本代表でもキャプテンとしてチームを引っ張る選手がこうした言動を行ったのはゆゆしき事態である。

 まず西野監督の采配に問題はなかったのか、本人に考えて欲しいと思う。2ndステージはずっと宮本をボランチで起用していたが、DFとして使っていたシジクレイ、山口にもボランチ経験はあり、そういった布陣も十分構想できたはずだ。

 宮本も冷静な対応をして欲しい。確かにボランチとしての出場には不満があったかもしれないが、これも彼にとって大きな経験となったはずだ。

 とにかく、サポーターとしては両者に円満な結論の出る話し合いをして欲しい。もし宮本が退団することとなれば、西野監督は3年連続で選手を「追い出した」ことになり、サポーターからの不満は爆発するだろう。そういった事態は避けなければいけない。
(04年12月1日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 02:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説7・「O-30」構想に反対する

 ジーコ監督が事実上の消化試合となったW杯1次予選シンガポール戦にFW三浦・中山などの「ベテラン」を呼び戻す構想を発表した。代表入りのための選手の実力による競争を否定した発想であり、認められるものではない。日本代表は確実にアジア予選突破を決められるレベルとは言い難く、その為には代表のさらなる研鑚と研究が必要であり、「余興」を行う余裕などない。サッカー大国からやって来たジーコにはそのことがわからないのだろうか。

 ジーコは「ベテラン」ではなく「功労者」であることを強調するが、客観的に見れば各クラブでスタメンを奪われた選手である彼らには「自分達はもう限界なのか」と言う不安がつきまとうだろう。功労を称えたいなら、当時の編成を復活させ、現在の代表との「ドリームマッチ」にするべきである。公式試合でこういう事を行えば相手であるシンガポールだけでなく現在代表に選ばれる中心選手のモチベーションも低下しかねない。常に真剣さを忘れないで欲しい。
(04年10月15日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説6・やはり、ジーコ解任を要求する

 懸案であったアジアカップを制し、次のオマーン戦に引き分け以上でW杯1次予選突破が決まる日本代表、しかしそういった成績を残しつつもどこか危なっかしさを感じる人も多いであろう。ここでまた、ジーコ体制について考えたい。

 私がその「危なっかしさ」として懸念するのは、ジーコの「論理性」と「主張を貫く力」の欠落だ。論理性については、「黄金の中盤」が示すとおりである。我々は、いったいそのどこにも「自由や創造性」を見出せなかった。他にも、ジーコは自分の意見を翻し、論理性を感じさせないことが多い。例えば4バックを3バックに変更するのは何も悪くない。そこに明確で論理的な根拠が欲しいのだ。それは監督をやる人間に課されたノルマである。

 何もジーコの全てを否定するわけではない。ジーコ本人が形成した「黄金の中盤」は素晴らしいものであったと聞く。それには夢があると思う。だが、それを「日本代表」で実践するには相応しくないのだ。
(04年10月11日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説5・観戦スタイル 「日本流」に誇りを

 「女子供はスタジアムに来るな」、一昔前のヨーロッパサッカー試合なら聞かれた言葉だ。その言葉によるとスタンドの中も戦いの場、生温い展開はサッカーにふさわしくないと言う。そしてこの言葉を日本のサッカーにも持ちこもうとする人がいる。

 果たしてそれが正しいだろうか。スタジアムの治安の良さも誇ってはいいのではないか。02年のW杯の際も観戦に訪れた海外の人々は日本人のマナーの良さに驚いて帰った。Jリーグの「百年構想」はスポーツが日常生活に溶け込むことまでを謳っている。そこまでにはまず、誰もが安心してサッカーを見られる環境と言うものが必要であろう。海外のことはともかく、日本人は「女子供もスタジアムに来れる」治安のいい自分たちのスタジアムのことをもっと誇りに思っていい。そこからJリーグの目指す理想も始まるはずだ。
(04年5月30日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説4・代表監督 ジーコ退陣を要求する

 もう堪忍袋の緒も切れたと言う人も多いであろう、W杯1次予選対シンガポール戦、日本代表は大苦戦した。試合後のインタビューで怒りをあらわにした中田が印象に残った。簡単にボールを取られる展開に機能しないシステム、辛勝したながらも最早ジーコには任せられないと感じた人も多いはずだ。

 では、ジーコ体制の何がいけないかを考えていきたい。まずは徹底した放任態勢であろう。これについては既に中田も中澤も「作戦がないのでは何も出来ない」と怒っている。「作戦なき作戦」は卓越した個人技を持つ南米の選手なら初めて生きるのであって、日本人には向かない。組織力なきサッカーをやっていてはまず世界では通用しない。

 次に、海外組の偏重傾向である。いくらヨーロッパのクラブに在籍しているとは言え、試合に出ていない選手を使うよりJリーグで百戦錬磨の経験のある選手を使ったほうがいいのは火を見るよりも明らかである。さらにこれが、国内組、特にMFの著しいモチベーション低下を招いている。ジーコはそんな選手のメンタル面をケアする能力も持ち得ていない。

 以上のことから、一日も早いジーコ退陣を要求する。
(04年4月2日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説3・ジーコ体制 マスコミの体質を考える

 日本代表監督にジーコが就任して1年半が経とうとしている。ここまでの成績は8勝6敗6分けだが、勝利した対戦相手が軒並みFIFAランキングから見て格下であることを考えると決して満足の行く数字ではない。これに対しサポーターからは06年のW杯に行けるのかと言う心配の声すら出ている。ここでジーコ体制に対するマスコミの反応について考えたい。

 やはり、全体的に見てジーコ体制に対する甘さがあると感じられる。それを顕著に現していたのがTBS「スーパーサッカー」でネット投票を交えながら討論を行った回であった。投票の結果はジーコ体制に否と言う声が大多数であったにも関わらず4人の論客はジーコ擁護派2人、解任派1人と言う構成、そして番組の内容も内容・総括ともにジーコを擁護する内容での締めくくりであった。トルシエ体制の頃のマスコミのバッシングを考えると、大いに甘いと言える。サポーターが不安を持つ雰囲気が支配する中、このマスコミの報道の態勢のギャップに違和感を持つサポーターも多いはずだ。ジーコ体制に率直に意見を言えるマスコミの登場に期待したい。
(04年3月12日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説2・地元サポーター獲得へ クラブは一層の努力を

 2002年W杯を機にファンが急増したJリーグ、とりわけ我がガンバ大阪は「バットマン」宮本の効果もあり、全国的な人気を獲得したと思える。しかし、改めてホームタウンを振りかえってみるとその盛り上がりのなさは残念な思いである。ホームタウンは大阪府吹田市であり、本拠地の万博記念競技場はその吹田市の東の端にあり、吹田市民にはいまいちホームタウンとしての実感が湧かない、と言うこともあるが、それを差し引いても盛り上がりには欠けている。これに対し、クラブ側は広域ホームタウン化、すなわち北摂・北河内の14市3町をホームタウンとする策をとったが、それでも地元に根付かないのが現状である。

 「大阪には阪神があるから…」と言う意見もあるが、近隣に「西武ライオンズ」と言うプロ野球の強豪チームを持つ浦和レッズは熱烈な支持を得ている。サッカー野球の人気の両立は不可能なことではないだろう。現に、03年にガンバ大阪は阪神タイガースと共同で「GAMBAるでTigers」チケットを発売し、完売させた。クラブの営業の努力によって新たなファンの獲得は出来るはずだ。03年に年間60万人を突破したJリーグ観客動員数新記録を達成したアルビレックス新潟も何もないところにまず駅前のビラ配りをするところからあれだけのファンを獲得できた。上記の北摂・北河内には駅はいくらでもある。待つだけでは地元サポーターは獲得できない。クラブ側の努力に期待したい。
(04年1月22日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説

社説1・A3 規模拡大しJリーグに刺激を

 03年から日韓中のクラブチーム王者が競う「A3マツダチャンピオンズカップ」いわゆるA3が始まった。各国のクラブチームが戦う大会として注目されたが、各国ともリーグ開幕を前にしての大会で、「調整」という意味合いを持つ大会とも位置付けられている。

 そこで、大会を盛り上げる案として、このA3を規模拡大解釈して「東アジアスーパーカップ(仮)」として開催する案を提案したい。出場チームは16チーム、出場するのは日韓中のそれぞれリーグ上位4チーム程度に加えて東南アジアの上位チームの参加で優勝を競うと言うものだ。Jリーグ王者が出場する大会としては既にアジア・スーパー・カップなどがあるが、規模が大き過ぎて漠然としている点や、出場がJリーグ・天皇杯王者に限られることが国を挙げての盛り上がりに欠ける点である。そこでヨーロッパUEFAカップに倣い、Jリーグ年間順位上位4チーム程度が参加できる大会の開催を希望する。現在16チームで構成されるJ1は優勝争い・残留争いに当たっているチームは盛り上がるが、中位にいるチームは中だるみを起こしがちである。そこでこの「東アジアスーパーカップ」出場枠を賭けた争いを加え、Jリーグに新しい刺激を加えることを提案したい。出場チームにとっても、韓国中国などとのクラブチームとの対戦は、新たな刺激・いい経験となるはずだ。
(04年1月22日・記)
posted by Yusuke-EuEx at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社説