W杯敗戦から日本の
サッカーファンに暗澹たる日々が続いている。現実を見ずに騒ぐだけの「W杯の間だけの」
サポーターにマスコミ、海外プレスに他人事のように日本は成熟していないと語ったジーコ、そして逃げ道をふさぐ手段で「オシムジャパン」を発足させようとし、今回の大会の反省をしようともしないJFA、そしてまたそれを既成事実化しようとするマスコミなど、この国のサッカーを取り巻く問題が一挙に噴き出した1週間のようだった。
特に惨敗に終わった今回大会の反省を何らしないまま、次に向かおうと言う姿勢は非常に危険である。果たしてジーコは「神聖にして侵すべからず」な存在なのだろうか。最有力候補に挙げられているのが「欧州人・規律」のオシムというのもまた疑問である。前大会でトルシエの管理主義を嫌った協会はジーコを監督にしたが、もしオシムでうまく行かなかったらまた「南米人の自由」を求めるのだろうか。このまま極端な「南米人・自由」と「欧州人・規律」との2つに日本サッカーが揺られていくと何ら自分達の
スタイルを手に入れることは出来ないだろう。
そして代表に対する異常なほどの加熱ぶりは心配である。日本代表がこれだけの人気を勝ち得たのは日本の「失われた10年」の間に躍進し、日本に希望を与えた存在であるからであり、もしサッカー日本代表と同じくらいの刺激が日本国民の前に現れれば、日本人はすっかりサッカーを観なくなるという危険性もある。しっかりとしたサッカー文化を形成することが大事なのではないか。まず、代表の人気とJリーグの人気のバランスがいびつと言う状態が異常である。代表を形成する選手はほとんどがJリーグの選手であるのに、Jリーグを人々が見ない理由とは何だろうか。Jリーグは常に不備な点を是正し、常に進歩しようと言う態度を窺わせるが、このあたりを分析し日本人に真のサッカーの歓びを伝える必要がある。
暗澹たる1週間であったが、是正すべき
ポイントは見つかっている。日本のサッカーの未来のために、それぞれが行動して欲しい。
posted by Yusuke-EuEx at 23:20
| 大阪

|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
社説